『ジャマイカ初旅行でのとんでもない出来事』


 どうもDJ DAIKYです!




今日は旅行に行けない今だからこそ旅行での出来事でも書きます。







もうかれこれ10年前ですかね、

カナダに住んでいた頃、お金を貯めて初めてジャマイカへ渡航しました。



年末年始のロングホリデーを利用しての初ジャマイカ。

現地までは一人でマイアミ経由で行き、そのあとは日本から来る予定の仲間と合流。



それはそれは楽しみにしていました。



それまでも長い間聞いていて、DJもしていたレゲエミュージックの発祥の地、パトワ語(ジャマイカ訛りの英語)もそこらじゅうで聞こえる地、音楽の才能が溢れかえる土地。




そんな場所にやっと辿り着けると思い、ワクワクしてマイアミで乗り継ぎ、ジャマイカ行きの飛行機に乗りました。



時期は年末、飛行機の中はジャマイカ人でパンパンでアジア系は自分一人、ファーストクラスにElephant Manがいて自分の前のおばさんが「Wah Gwaan Elephant 」って言ったのに対して「Kaboom!」って言ってて、「うおぉぉぉぉー!生Kaboom!ってか普段からそんな感じ?w」とか思ってたのを覚えています。






周りの搭乗者はみんな年末のホリデーで大好きなジャマイカに帰れるので超興奮w

あんな飛行機乗ったこと今までないですw


到着前の雰囲気とかとりあえずみんな興奮して声でかいし「帰ってきたよー!」とか言ってる人や「スモークウィーー-ド!」とか言ってる人いて、飛行機が無事到着した時には拍手大喝采!



きっとその中には極寒のカナダに住んでる人もいるだろうし、1年間(もしくはもっと長い間)故郷から離れて暮らしてる人もいるんだと思います。

そうやってホームを離れて仕事や生活をしてきてから久々に暖かくて愛する南国の故郷に帰って来れるのは本当に嬉しいんだろうなーと思いました。





さぁそんなこんなで無事キングストンの空港に到着し、「Welcome to Jamaica」のゲートをくぐり待望のジャマイカに初入国!もうそれはそれは嬉しくて感動でした!




そして入国審査へ!









入国審査官にパスポートを見せ旅の目的を伝えて入ろうとしたらなぜか







「ちょっと待っててください」







って、




「あれー?!」と思いましたが待っていると、「奥の部屋の方で詳しくお話を聞かせてください」と、









「お?」









と入国管理局のオフィスみたいなところに連れて行かれ、入国審査のマネージャーみたいなおばさんの説明を聞きました。

すると、








「どうやら今回ジャマイカに入国できないかもしれないらしい!」





というのもその時期、ちょうどカナダで学生ビザを申請していて、旅行前に”カナダの”ビザが到着していなかったのですが、そのまま出国し、入学証明とビザの申請書類だけ持って「ビザを持たないカナダ在住の日本人」という感じでジャマイカに入国しようとしたため、日本行き帰りの航空券が無いのであれば入国できないとのことでした。



「いやちょっと待てと!」



ビザがなくて困るのはジャマイカじゃなくてカナダでしょ?

”カナダの”ビザがなくてカナダに入国拒否されるのであればわかるけど、なぜジャマイカで????



ていうかそもそもカナダに帰る際に色々面倒くさそうだから入学証明とビザの申請書類を持ってきていて、「これからもカナダに住むんですよ!」っていうのを証明するつもりだったのになぜかジャマイカに止められる事態!?




意味がわからない。




その後頑張って自分のカナダでの状況を説明して自分がどんだけジャマイカに対して害のない人間なのか猛アピールし、「調べる」とか言って2時間くらいが経過、おばさんもいなくなってひたすら待たされる、、、(なんであんな長く待たせるんすかね?あの人達)最終的に祈っていたのですが、、、、あの、、、、今でも忘れないこの言葉、、、




「You can't enter the country at this time」








「は????」








あんなに長い間寒い言葉もうまく通じないカナダでDJしたりレストランで皿洗ったりして貯めたお金で念願の大好きなジャマイカに初入国できるっていうのに、航空券買って入国審査官のおばさんに「ハロー!」だけして帰るの俺?????ふざけんな。


と思うも現実は甘くなく帰りの飛行機を勝手に手配される。



しかもなぜかMIAMI行き。



まだスーツケースも取り出してないけど?


というも「こちらで手配します」と、



泣く泣くマイアミに戻されることになります、、、





マイアミに到着して入国審査官にジャマイカでの出来事を話すと、「それは変だなぁ、、カナダで拒否されるのはわかるけど」って、、、やっぱりジャマイカの入国審査官おかしかったんじゃん!


とスーツケースを待つと、、、、



一緒の飛行機に乗って来ていない、、、



次の飛行機も、その次の飛行機も、、、




結局9時間




マイアミの空港でひたすら全荷物の入ったスーツケースを待つ。



マジで最悪の対応。




まぁたまたまマイアミに一人ハイチ系の友達がいて、彼に連絡し、事情を話したところ「ウチきていいよ!」とのことだったので北マイアミにある彼の家にステイさせてもらうことになりました。





本当に彼と彼の家族には助けられました。


友達写ってませんがw




そしてマイアミで彼の家族と映画に行ったり、教会に行ったり、パパの誕生日祝ったり、家族の一員のように迎えてくれて、最悪な状況のなかすごく暖かくてめちゃくちゃ助けてもらいました。





すごくよかったのですが、頭の片隅では「本当はジャマイカに行きたい、、」と思っていて、しかもせっかくとったバケーション、、、






日本から来た仲間も現地にいるし、ここで諦めては行けないと、日本行きのチケットを購入して再チャレンジしました!




前回キングストンで嫌な思いしたので今回はモンテゴベイの空港に!

12月25日のクリスマスの日!マイアミのファミリーとお別れして飛行機に乗り、年末の2週間で2回目のジャマイカ!w




はい、そこでは普通に入国できました。






ということで無事にジャマイカに入国、もうお金も使えないので観光バスには乗れません、なので現地の人が使うローカルバスでぎゅうぎゅう詰めになりながらキングストンへ向かい仲間と合流し、初ジャマイカで色々な体験をさせてもらいました。







そしてカナダへ帰国する日、






キングストンの空港でマイアミ経由のチケットを見せ、搭乗。

その日の最後の便の機内で出発を待っていると、なんか係の人に呼ばれる、、、、




離陸直前に呼ばれ、



「この搭乗券は無効になっています」


と、、、



「はい?」





何やら最初にマイアミに返された時の飛行機で何の説明もなく勝手に帰りのチケットを使われていたらしく、またマイアミ行きのチケットを買わないといけなくなるはめに、、、、




しかも出発直前に????!!!



最終便だったのでその便には乗れず、次の朝までまーたあのオフィスみたいなとこ連れて行かれて一晩明かして次の日の便で帰り、




一番懸念していた自分の生活のかかるカナダでの入国、








「どうぞー」








つって超あっさり!!!!





もうどこもかしこも入国審査大丈夫????


そんなことを体験した『ジャマイカ初旅行でのとんでもない出来事』でした。







とりあえずこの経験から言えるのは、海外での生活や旅行でのVISAはしっかりやっておくべきですね!!!!w







それでは!




Bless up




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