どうもDJ DAIKYです!
今日もよろしくお願いします!
今日は『日本では厳禁?!海外でのDJ営業の取り方』ということで、自分の経験の中から絶対日本でやったらおかしいやつだと思われる海外でのDJの営業(出演枠)の取り方のことについて書きたいと思います!
海外の異国の地、自分の場合アメリカ、カナダ、イギリス、ジャマイカ、トリニダードなのですが、そんな何も繋がりも知り合いもいない場所でいきなりDJしたいってなると全て0からスタートしなければなりません。
すでに住んでいる日本人の力を借りるのもいいですが、それではその後のためにはならないと思います!
やっぱり自分でやることに意味があるし、全て英語でやらなければいけないって環境が英語力も伸ばすと思うので、”自分でやること” に徹してきました。
そんな経験の中から自分が思う海外でのDJ営業の取り方、結果から言うと、
『パソコン持って飛び込む』
ですw
理由を説明しますと、日本と海外の現場ですごく違うなと思う点が『音楽の影響力』だと思います。
日本の曲ばかりかかるようなクラブでは違うと思いますが、基本的に日本のクラブも海外同様に洋楽が流れますよね?
ですが日本と海外では反応や雰囲気などが全然違います。
その理由の一つは現場にいる人が「英語の歌詞が分かるのと分からないの違い」かと自分は思いますが、やっぱりハッピーな曲が流れれば雰囲気もハッピーだし、女性への曲、飲みソング、それぞれの歌詞が分かるのと分からないのとでは状況が全然変わります。
あともう一つはやっぱり海外には日本みたいに色んなタイプの居酒屋やカラオケ、ゲーセン、キャバクラなど遊びの種類がたくさんあるわけではないので『家で飲んでクラブ』とか『クラブ直行』みたいなことが多いので、そんなに選択肢が無い分クラブに全力投球なんですw
なのでそんな楽しみにしていたクラブでのDJが微妙だったら『ふざけるな、金返せ』ってなりますよねw
あとは基本的に文化の違いってのもあると思いますが『音楽の影響力』は日本と海外では差があります。
なのでDJがダメだとバーの売り上げが立たないんです。
日本では割とエントランスで売り上げを作るクラブが多い気がしますが、海外ではエントランスの高すぎるのはそこまでなく、酒で売り上げるクラブが多いと思います。
と言うことはもちろん会場側は、売り上げの出せるDJが必要になってきます!
まず店側がDJへ求めるものの違いを理解していただいて、ここから本題に戻ります。
そんな海外の現場に新人として行った時、『飛び込みでやる気を見せるのが一番手っ取り早いです!』
基本日本ではなんか先輩後輩付き合いや、ごますったり無理して話したり色んなめんどくさい準備があります。でもそうして忖度だったり、客に曲流すべきなのに先輩の顔色伺って曲流すようなDJが出てきたりします。
何が目的なのかわかりませんw
まぁそこは置いといて、
海外で新人で行った場合に、「飛び込んでいく」ことはすごく効率が良かったです。
最初相手にされなくても自分が『回したい』とか『自分の方が盛り上げられる』とか思った現場なのであれば何回も行きました。
色んなところでやってるうちに自信になっていきます。
そして大体の場合、クラブでオーガナイザーを探して『日本から来たDJなんですが回せる時間無いですか?最後の時間でもいいので』みたいに言うと『今日ラップトップ(パソコン)持ってきてる?』って言われます。
『じゃ来週のこの時間に〜』みたいなことも多少ありましたが基本結構10分でも5分でもその日にチャンスをくれた気がします。
なのでいつでも準備できてないといつチャンスが来るかわかりません。
だってそうですよね、その時回してる現地のDJよりもバーの売り上げが立つのであれば、もし無料で回した飛び入り日本人がいい働きしたら嬉しいはずですもんw
そこで『10分回していいよ』って言われたらあとは実力勝負です。
現場の空気キャッチするアンテナをビンビンにしてその時にお客さんが欲しい曲を魂をこめてかけます!
そして10分後にオーガナイザーが止められないくらい盛り上げてたらこっちの勝ちですw
10分って言われたのが1時間になったりする時もありますw
それで『また来てほしい』ってなったら万々歳です。
こんな流れで海外でのDJ営業が少しずつ取れていきます。
ただ気をつけなければいけないのが話しかけるタイミング。
現地のDJが盛り上げてる時に話しかけない方がいい。
これを自分は気をつけています。
一番はその時のDJプレイがあんまりハマってなくてお客さんがそこまで楽しんでなかったり、バーでお酒があまり出てなさそうだったりするタイミングで話しかけると、大体オーガナイザーもその状況は気づいているので、『じゃあと何分で』みたいな感じになったりします。
余談ですが、ジャマイカの場合特にその盛り上がってない状況に敏感で、時には自分の時間までまだ時間あるのにセレクター(DJ)の後ろで『あと何曲?』って「君、今ボスってないから早めにかわっとこうね」的な感じでしたり、されたりして、自分の持たされた時間より早く変わることもありました。
逆に盛り上げていれば誰も止めに来ません。
誰も止められないくらい盛り上げていればバーも売り上げるし、盛り上がってるところ、「時間だから」って止めにくるのはお客さんのためってよりも、その次のDJのためじゃないですか。
でもいいDJはみんなそれを分かっていて、要するにお客さん中心である。
ってことですよね。
そんな感じで今日は『日本では厳禁?!海外でのDJ営業の取り方』でした!
もし今、もしくはこれから海外で何か自分を売る機会があるのであれば、周りくどいやり方よりももしかしたら『体当たり営業』も大事かと思います!
何よりも『やる気』と『情熱』が伝わりますもんね!
その時にその『熱』が自己中心的なものではなくて『お客さん中心』で「喜んでもらいたい」とか、「楽しんでもらいたい」というものなのであれば、もし英語がカタコトでもきっとオーガナイザーにも伝わります。
今日はそんな自分の海外経験の一コマからでした!
PS:日本での実践はお勧めしませんw
Bless Up
コメント
コメントを投稿